本記事ではリカバリモードについての説明やパソコンなしでiPhone/iPadをリカバリモードからの解除方法などについて詳しく説明したいと思います。
まずはiPhoneのリカバリーモードとはどういう意味かは説明しましょう。実は、iPhone/iPadがなんらかの原因で不具合が生じてしまった時、出荷時の状態に戻すのはリカバリーモードの機能といいます。簡単に言うと、リカバリーモードは、iPhoneのiOSの不具合を訂正する処理のことです。
もしリカバリーモードを実行したら、データが全て初期化され、消去してしまうことになります。そのため、日頃よりiPhone/iPadのバックアップは定期的に保存しておくことをお勧めです。
では、どうしていきなりリカバリモードになってしまうのか。最も重要な原因はiPhone/iPadの部品の故障によって、iOS/iPadOSを通常の通りに起動できなくなっていることです。またほかの原因について、次のように挙げられます。
① iOS/iPadOSの損傷
② 落下や水濡れによる基盤損傷
③ iOS/iPadOSのアップデート中に電源切れやUSBケーブル外れなどによる中断
④ Wi-Fi接続中断などによって、アップデートの強制的中断
⑤ iPhone/iPadの操作ミス
基本的には、上記の原因でリカバリーモードになってしまったiPhone/iPadは、iTunesを利用して解除してもいいですが、実は、リカバリーモードになった原因によって、パソコンなしでiPhone/iPadのリカバリーモードを解除できる方法もあります。では、その方法を紹介していきます。
iPhoneのリカバリーモードを解除するのに、一番簡単な方法として取り上げられるのはiPhoneを強制終了・再起動です。また、iPhoneを強制終了・再起動する方法は機種別に異なりますので、下記にてそれぞれの方法について紹介したいと思います。
① iPhone 8以降
iPhoneの左側面にあるボタンを音量アップ、音量ダウンの順に押してから右側面に位置するサイドボタンを長押してください。もし画面に「スライドで電源オフ」という画像が現れた場合、操作しなくても構いません。大体10秒で押し続けるとデバイスの画面にリンゴマークが表示されます。そこで、サイドボタンから手を放してください。
② iPhone 7シリーズ
iPhone左側面にある音量ダウンボタンと右側にあるサイドボタンを同時に長押してください。約10秒経つとデバイスの画面にリンゴマークが表示されますので、ボタンから手を放します。
③ iPhone 6以前
iPhone右側面のサイドボタンとホームボタンを両方同時に押し続けてください。約10秒経つとリンゴマークが現れるので、それまでにボタンを放さないでください。
iOSが軽度な不具合に遭った場合、こうやってパソコンがなくても強制再起動すればリカバリーモードが解除できることもあります。
時には上記の方法を使ってもなかなかリカバリーモードが解除できない時もあります。そんな時、iPhone/iPad本体の故障が考えられます。
例えば、落下や浸水などによるiOS/iPadOS損傷とか、自然故障や衝撃によるiPhone/iPadの基盤損傷の時、通常の手段ではiPhone/iPadのリカバリーモードを解除することが難しいです。もし、そんな物理的な原因でリカバリーモードが起動したら、専門業者や信頼できるiPhone修理店に相談するのはお勧めです。
上記は手元にパソコンがないでリカバリモードの解除方法です。それでは、もしパソコンがあれば、どのようにiPhone/iPadのリカバリモードを解除できますか?
iTunesで復元する以外、専門的なソフト使ってリカバリーモードを解除することもできます。そこで今回は、iPhone/iPad/iPod touch向け専用のシステム修復ソフト – AnyFixをおすすめします。1クリックするだけで、iPhone/iPadをリカバリーモードから解除できますから、初心者に役立っています。
それでは、今すぐ AnyFixを無料ダウンロードして試しましょう。
Step 1.PCから AnyFixを起動して、「リカバリーモードの切り替え」を選択します。
Step 2.もしお使いのiPhoneがリカバリモードにしたまま、以下の画面が表示されます。「リカバリモードを解除」モードを選択、「解除」ボタンをクリックします。
Step 3.「解除」ボタンをクリックすると、iPhoneリカバリモードの解除プロセスに入ります。
今回は、パソコンなしでiPhone/iPadのリカバリーモードを解除できる方法を紹介してみました。通常、iTunesによる解除方法がありますが、手間がかかることとiPhone内のデータが全て削除される可能性があるので、パソコンを持っていなかったり、事前にバックアップしていなかったりする場合、なるべく避けておいたほうがいいと思います。
また、iPhoneのデータを紛失したくないなら、iOS修復ソフトAnyFixを使ってみましょう。