iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法を紹介!

iPhoneとMacの写真が同期できない問題で悩んでいるでしょうか?iPhone写真のバックアップ方法が分からないでしょうか?この記事を読んだら、よく使われるiPhoneとMacの写真を同期するWifi 経由と有線経由の方法合計5つを学ぶことができます。更に、iPhoneとMacの写真が同期できない時、よくある問題6つとその対処法も紹介しますので、最後まで読んでみましょう!

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2022年06月01日

iPhoneとMacの間で写真を同期する方法はすでにご存知の方はたくさんいらっしゃいますし、お好みは人それぞれだと思います。本文では7つの同期できない時によくあるケースと5つのよく使われている同期方法をまとめて紹介していきたいと思います。

Part 1.よくあるiPhoneとMacの間で同期ができないケース

1.一部の写真のみ同期できない

1.1 一度に撮影した写真の枚数が多い

一度に撮影した写真の枚数が多過ぎると、iCloud写真をご利用の場合は一時的に一部の写真が即座同期できない可能性が考えられます。

iPhoneを Wi-Fi に接続するたびに、バッテリーが充電されている状態であれば、写真が iCloud に自動的にアップロードされます。iOS 11 以降のバーションをお使いの場合、モバイルデータ通信でも写真のアップデートできます。ご利用のネット環境によって、Macの写真ライブラリーに同期し、表示されるまで時間がかかる場合があります。

対策として、以下をご確認ください:

  • iPhoneがWifi通信できているか(iOS11以降をご利用の場合は、Wifiあるいはモバイルデータ通信ができているかをご確認します)
  • バッテリーが充電さているか
  • 上記の状態のまま、一定的な時間が経っているか

1.2 iCloudのストレージが足りない

上記の条件を満たしても、iPhoneで新しく撮った写真のみが同期されない場合、iCloudのストレージが足りない可能性も考えられます。

iCloud にサインアップすると、自動的に 5 GB の無料ストレージが付属されますが、容量が足りなくなったら、すでにiCloudストレージに同期された写真は自動的に削除されませんが、これ以上新しい写真が端末に追加されてもクラウドには同期されなくなります。その時はポップアップウィンドウとして通知が来ますので、スルーしないよう気を付けましょう。この場合は、有料なiCloud ストレージプランにアップグレードすると、問題が改善されます。

対策:iCloudのストレージに十分な容量があるかどうかを確認しましょう。

  • 確認手順:iPhoneのホーム画面から、設定>「[ユーザ名]」>iCloud>「容量」

以下の画像のように、使用済み容量が表示されます。

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

アップデート手順:設定>「[ユーザ名]」>iCloud>ストレージを管理>ストレージプランを変更。

変更されたいプランを選択し、右上の「購入する」をタップし、購入を完了してください。

1.3 マイフォトストリーム互換性の問題

マイフォトストリームをご利用の場合、一部の写真はサポートされないため、クラウドへ同期されません。

対策:

これはAppleの仕様のため、すべての写真をバックアップされたい場合、他の同期方法をオススメします。

2.すべての写真が同期できない

2.1 AnyTransを使ってiPhoneとMacの写真を同期しましょう

AnyTransはiPhoneデータ管理ソフトとして、iPhoneからMac、またはMacからiPhoneへほぼ全てのデータを同期することができます。

無料ダウンロード(Win版)  Windows全般で動作可能 無料ダウンロード(Mac版)  Mac全般で動作可能

無料体験ウイルス検査済み

Macに写真を転送

Macに写真を転送

1、AnyTransは長い間安全で動作も安定しているソフトとして知られています。ウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアは一切含まれていません。

2、AnyTransは有料ソフトですが、3日間無料体験、60日間返金保証サービスも付きます。ご安心ください。

2.2 Wifiがオフになっている

すべての写真を無線Wifi経由で写真を同期されたいが、肝心なWifiがオフになっていることもあるかもしれません。簡単な原因ですが、一度ご確認しましょう。

対策:iPhoneのインターネット状況を確認しましょう。

  • 機内モードがオフになっている
  • Wifiあるいはモバイルデータ通信がオンになっている
  • Safariや他のアプリで、ウエブサイトを開けるかどうか
iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

2.3 iPhoneとMacが異なるApple IDにサインインしている

例えとすると、物を保管庫に置いたら、その物にアクセスするには合鍵で同じ保管庫に行く必要があります。それと同じ風に、iPhoneとMacで写真を同期するには同じApple ID(鍵)でクライド上の同じストレージ(保管庫)へアクセスしなければならないです。

iCloud写真またはマイフォトストリームを利用する時、もしすべての写真が同期されない場合、iPhoneとMacが異なるApple IDにサインインしてしまった可能性もあります。

対策:iPhoneとMacで同じApple IDにサインインできているかを確認しましょう。

  • iPhoneでの確認手順: 「設定」>「[ユーザ名]」の順で選択し、名前の下にあるメールアドレスを確認します。
  • Macでの確認手順:アップルメニュー>システム環境設定 >「Apple ID」の順に選択し、名前の下にあるメールアドレスを確認します。
  • 上記両方のメールアドレスが同じなのかを確認します。
iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

2.4 FinderかiTunes経由で写真を同期したいが、iCloud写真がオンになっている

この問題は、今までiCloud写真で同期という方法を使っていましたが、写真がiCloud写真の無料ストレージを突破してからもう同期されなくなり、しかし有料プランに加入したくないのでFinderやiTunesの方法に移行したいという人によくある問題だと思います。iCloud写真がオンになっている場合、上記のFinderで同期の手順4でボタンバーの「写真」を選択しても、写真の同期オプションは表示されませんので、ご注意ください。

対策:iCloud写真をオフにします。

iPhoneでの確認手順:「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」の順に選択し、「iCloud 写真」をオフにします。

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

Macでの確認手順:

  • アップルメニュー>システム環境設定 >「Apple ID」の順に選択します。サイドバーで「iCloud」をクリックし、「写真」を選択します。(以前のバージョンの macOS をお使いの場合は、アップルメニュー>システム環境設定 >「iCloud」の順に選択します。「写真」の横にある「オプション」をクリックし、「iCloud 写真」を選択します。)
  • 「iCloud写真」チェックボックスからチェックを外します

Part 2.よくあるiPhoneとMacの写真を同期する方法

1.無線WiFi経由

1.1 iCloud写真で同期する

iCloud 写真は、随時自動的に写真アプリ内のすべての写真やビデオをクラウドストレージへ圧縮なしで保存し、いつでもお使いのiPhoneやMacなど、すべてのAppleデバイスから最新状態の写真ライブラリーにアクセスできるようにする機能です。

・iCloud写真を有効にするには、まずは同期されたいiPhoneとMacでiCloudを設定し、同じApple IDを使ってiCloudにサインインしてください。

iCloud写真をオンにする手順は以下となります:

<Macでの操作>

1.アップルメニュー>システム環境設定 >「Apple ID」の順で選択します。サイドバーで「iCloud」をクリックし、「写真」を選択します。

(以前のバージョンの macOS をお使いの場合は、アップルメニュー>システム環境設定 >「iCloud」の順で選択します。「写真」の横にある「オプション」をクリックし、「iCloud 写真」を選択してください。)

2. Macの「写真」アプリケーションで、「写真」>「環境設定」と選択してから、「iCloud」をクリックします。

3. 「iCloud写真」の横のチェックボックスにチェックを入れます。

<iPhoneでの操作>

ホーム画面に戻り、「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」の順に選択し、「iCloud 写真」をオンにします。

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法 - iCloud写真で同期する

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法 – iCloud写真で同期する

※iCloud写真をはじめてオンに設定されましたら、iCloudに写真がアップロードされるまでしばらく時間がかかる場合がありますので、ご注意ください。写真がアップロードされている間も、引き続き「写真」を使用できます。

また、一台のデバイスの写真アプリで写真を編集しまたら、すべてのデバイスへ自動的に反映されます。例えばiPhoneで写真をカットしましたら、その写真がMacでもカットされるようになりますので、ご注意ください。

メリット:

  • 一番簡単な方法
  • 自動的に 5 GB の無料ストレージが付属される
  • すべてのデバイスから随時自動的に同期
  • 保管された写真はオリジナルのフル解像度
  • iPhoneやMacに合わせて最適化したバージョンを残して容量を節約することができる
  • 一番安心できる方法:例えばiPhoneが紛失や不具合に遭ったとしても、Macから写真へアクセスできる

デメリット:

  • モバイルデータ通信で自動的にバックアップされ、写真の枚数によりデータ通信料を大量にかかる場合もあります(iPhoneでiOS 11 以降のバージョンをお使いの場合)
  • お金がかかる可能性が高い:無料ストレージが足りなくなったら、引き続き使用するには有料なiCloud ストレージプランに加入することが必要になります。

1.2 マイフォトストリームで同期する

マイフォトストリームは、Live Photosを除き最近30日以内の写真のみ(最大1000枚)を自動的にクラウドストレージにアップロードし、iPhoneとMac両方で表示し、読み込めるようにしてくれる機能です。

使用方法はiCloud写真とは似ていて、iCloudを設定していれば自動的にクライド上へ同期されますが、クラウドへ保存できる時限、枚数、そしてファイルのフォーマットが厳しく制限されています。

マイフォトストリームの設定手順は以下となります:

<Macでの操作>

1.Macの「写真」アプリケーションで、「写真」>「環境設定」と選択してから、「iCloud」をクリックします。

2.「マイフォトストリーム」チェックボックスにチェックを入れます。

Macで「フォトストリーム」をオン

Macで「フォトストリーム」をオン

<iPhoneでの操作>

ホーム画面に戻り、「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」>「写真」の順に選択し、「マイフォトストリーム」をオンにします。

iPhoneからMacに写真を保存・転送する - フォトストリーム

iPhoneからMacに写真を保存・転送する – フォトストリーム

メリット:

  • iCloud写真と同じく簡単
  • iPhoneとMac両方から随時自動的に同期
  • iCloud ストレージの消費量としてカウントされません
  • 無料サービス

デメリット:

  • 写真の保管期間は30日間
  • 最新の写真しか保存されない
  • 最大1000枚しか保存できない
  • 最大解像度2048 x 1536 ピクセルで保存される
  • フォーマット的に制限が厳しい(Live Photoとビデオは保存されない)
  • すべての写真のバックアップには向いていない
  • Appleによりますと、「Apple ID を最近作成した場合は、マイフォトストリームを利用できないことがあります」ということで、安心さを求めている方には非推奨

2.有線ケーブル経由

2.1 Finderを通じて(最初の設定のみ有線ケーブル必要)

MacからiPhoneへ同期する時に使う方法です。Finderを使った同期は、特にiTunesに対応していないmacOS Catalinaの場合はおすすめです。この方法を使う場合、お使いのiPhoneで「iCloud写真」をオフにする必要があります。

USBケーブルと無線Wi-Fiの2種類の方法がありますが、初めて無線Wi-Fiを使うには有線ケーブルでの接続が必要なため、まずはUSBケーブル経由の方法を紹介します。

手順は以下の通りです:手順は以下の通りです:

  1. MacでFinderウインドウを開き、iPhoneをUSBケーブルでMacに接続します。
  2. Finderウインドウのサイドバーに表示されたデバイスを選択します
  3. iPhoneで確認を求められたら、「デバイスを信頼」を選択します
  4. ボタンバーの「写真」を選択します。
  5. 同期したいフォフダの横にあるチェックボックスを選択します
  6. ウインドウ右下の「適用」ボタンをクリックし、同期が完了するまで待ちます

続きまして、Wi-Fi経由でFinderを使って同期されたい場合、一度設定してから同期の手順は上記と同じようになりますが、最初の設定方法についてはこちらをご覧下さい。

2.2 iTunesを通じて

MacからiPhoneへ同期する時に使う方法です。これはもはや誰にも知られている王道的な方法ですが、macOS CatalinaはiTunesに対応していないので気をつけてください。また、iPhoneは1度に1つのiTunesライブラリーとしか同期ができません。他のコンピュータと同期されると、コンテンツが上書きされますので要注意。

この方法を使う場合、お使いのiPhoneで「iCloud写真」をオフにする必要があります。

手順は以下です:

  1. MacとiPhoneをUSBケーブルでせつぞくしてください。
  2. Macで新規フォルダを作成し、iPhoneへ送りたい写真を新規フォルダにコピーまたは移動させて下さい。
  3. iTunesを起動し、iPhoneの管理画面の中に入ります。左のメニューから「写真」という項目を選択し、右のメイン画面にある「写真を同期」というチェックボックスにチェックを入れてください。
  4. 「選択したフォルダ」を選んで、先ほど作成したフォルダにチェックを入れます。
  5. 右下の「適用」ボタンをクリックし、同期が完了するまで待ちます。
iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

iPhoneとMacの写真が同期できない時の対処法7つ

2.3 写真アプリを通じて

iPhoneからMacへ同期する時に使う方法です。手順は以下の通りです:

  1. iPhoneを USB ケーブルで Mac に接続します。
  2. Macで写真アプリを開きます。
  3. 写真アプリのサイドバーでiPhoneの名前をクリックします。
  4.  iPhoneで確認を求められたら、「デバイスを信頼」を選択します
  5. 同期されたい写真を選択して「選択項目を読み込む」をクリックするか、「すべての新しい写真を読み込む」をクリックします。
iPhoneからMacに写真を保存・転送する - イメージキャプチャ

iPhoneからMacに写真を保存・転送する – イメージキャプチャ

まとめ

いかがでしたか?

本文は無線と有線を利用したiPhoneとMacで写真を同期する方法とよくある問題についてか簡単な対策法をそれぞれ複数紹介しましたが、ご自身にとって使いやすい、分かりやすい方法を使ってみましょう!

この記事を通してもっと簡単な方法や同期できない原因を見つけました!という方がいらっしゃいましたら幸いです。まだiOSやApple製品に慣れていない方もぜひとも今回ご紹介させていただいた方法をお試ししてみてください。

作者の画像
ばくてい Twitter Share Facebook Share

iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

Topへ戻るアイコン