iPhone・iTunesのバクアップ場所を外付けHDDやDドライブなどに変更する方法

Mac・WindowsのCドライブの容量が足りなく、iTunesのバックアップデータを外付けHDDやDドライブなどの場所に移動したいですが、方法がわからないなら、方法を紹介された本記事をぜひ見逃さないでください。

作者の画像 ばくてい 最終更新日: 2022年10月21日
iTunesのバクアップをCドライブから他の保存先に移動する方法

iPhoneのiTunesバクアップ保存先を変更する方法

iTunesでお使いのiOSデバイスをフルバックアップしたら、データをパソコンに安全に保存して機種変更や復元する際に役に立っています。しかし、最近のiPhoneの容量は段々大きくなってきました。そのiPhoneをバックアップすると、PCの容量がかなり圧迫され、すぐに「容量不足」「動作遅い」などのエラーが表示されます。その場合、iTunesで作成したiPhoneまたはiPadのバックアップ先をCドライブから外付けHDDやDドライブなどの保存先に変更することをおススメします。ここで、自動的にまた手動的に、iPhoneのiTunesバックアップ先を変更する方法を紹介していきます。ぜひごチェックしてください。

Part 1:iTunes・iPhoneバクアップを確認・削除する方法

iTunesで作成したiPhoneまたはiPadのバックアップを外付けHDDやDドライブに移動するには、まずは、バックアップ先とバックアップデータを確認しなければなりません。

iTunes・iPhoneバクアップを確認

Step 1:iTunesを起動します。メニューで「編集」>「環境設定」をクリックします。

Step 2:表示された画面で「デバイス」を選択します。

Step 3:これでiPhoneのバックアップとその作成の日付を確認できます。もしバックアップを削除したいなら、該当バックアップを選択して、「バックアップを削除」をクリックしてください。

iTunes・iPhoneバクアップを確認

iTunes・iPhoneバクアップを確認

もし詳しいバックアップデータとバックアップフ保存場所を確認したいなら、次の手順に沿ってください。

Windows 7・Windows 8・Windows 10の場合

こちらのフォルダのパスに沿って、バックアップフォルダーを開きます。

  1. C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\「ユーザー名」をログインしているユーザーアカウントの名に変更してください。
  2. エクスプローラーを開き、フォルダのでアドレスバーに「%appdata% 」を入力し、Apple Computer > MobileSync > Backupを開きます。

Macの場合

MacでiTunes・iPhoneのバックアップ先を確認するには、こちらの手順に従ってください。

  1. メニューバーの虫眼鏡アイコン をクリックします。「~/Library/Application Support/MobileSync/Backup/」と入力するか、コピーアンドペーストします。「return」キーを押します。
  2. macOS Catalina 10.15 以降を搭載した Mac では、Finder を開きます。macOS Mojave 10.14 以前を搭載した Macでは、iTunes を開きます。デバイスをクリックします。
  3. Finder では、「一般」 > 「バックアップを管理」をクリックし、バックアップのリストを表示します。
  4. 目的のバックアップを右クリックして「Finder で表示」を選択するか、「削除」または「アーカイブ」を選択できます。すると、iPhoneのバックアップデータを確認したり、削除したりできます。

Part 2: iTunes・iPhoneバクアップ場所を変更する前の注意事項

iTunes・iPhoneのバックアップ保存場所を順調に移動・変更するには、ここで、事前の注意事項を紹介します。

1.バックアップのデータを損壊することに備えて、事前にWindowsのデータをバックアップしてください。

2.ここで紹介したやり方を複数のパソコンで何度も実行して、バックアップができなくなったり、復元に失敗したりすることはほとんどありません。でも、もし手順を間違えたり、iTunesのバグなどで、うまくいかなったら、必ず自己責任でお願いします。

Part 3: 自動的にiTunes・iPhoneバクアップ保存先を変更する

AnyTrans – iPhoneのバックアップを作成/削除/管理するツール

iOSデバイス向けのデータを移行する専門ソフトです。このソフトを利用すれば、簡単にiPhoneのバックアップを作成/削除/管理できます。

iTunesでiPhoneをバックアップする際、バックアップ先を自分のニーズによって、外付けHDDやDドライブに変更したいには、ここでのAnyTransというiOSデバイス向け専用のデータ管理ソフトを利用してください。このソフトを利用したら、バックアップ先をCドライブから外付けHDDやDドライブに設定したら、自動的にiPhoneのバックアップ保存先を変更できます。そして、このソフトを利用して、以下のこともできます:

  • バックアップする前に、保存先を自由に選択でき、USBや外付けHDDにバックアップすることも可能
  • フルバックアップ以外、変更された部分だけをバックアップする増分バックアップも支持する
  • 数クリックでデバイスをバックアップできるので、初心者でも利用できる
  • ほぼすべてのデータをバックアップできるので、安心と感じる
  • バックアップされたデータを確認してPCやiPhoneに一括・個別に復元することもできる
  • バックアップの作成・削除・管理することも支持する

AnyTransは無料試用版と有料版が用意されて、使い方もシンプルで分かりやすく、まずは無料試用版で使い勝手を体験してみると良いかと思います。

それでは、さっそくAnyTransをダウンロードして、以下の操作手順を参考にしてiPhoneのバックアップを作成しましょう。

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Step 1:AnyTransを起動 > 画面の左側で「バックアップ管理」ボタンをクリック > 「今すぐバックアップ」をクリックします。

「今すぐバックアップ」をクリック

「今すぐバックアップ」をクリック

Step 2:青い字「バックアップパスを変更する」をクリック > 「フォルダーの参照」ページで新しいバックアップ先を設定します。

バックアップ先を変更

バックアップ先を変更

Part 4: 手動的にiTunes・iPhoneバクアップ保存先を変更・移動する方法

Step 1:バックアップデータを保存したい場所にフォルダを作成してください。

私の場合はパソコンの「Dドライブ」に「backup-iTunes」というフォルダを作成しました。

任意の場所に新規保存先フォルダを作成する

任意の場所に新規保存先フォルダを作成する

Step 2:iTunesバックアップの保存先から既存データをStep 1で作成したフォルダ「backup-iTunes」に移動する

Cドライブ>Users>(ユーザ名)>AppData>Roaming>Apple Computer>MobileSyncでiTunesのバックアップを切り取り > 「backup-iTunes」に貼り付けします。

iTunesバックアップの保存先から作成したフォルダに移動する

iTunesバックアップの保存先から作成したフォルダに移動する

「Cドライブ > Users> (ユーザ名) > Apple > MobileSync」という特殊な場合の保存場所もあります。注意してください。

ご注意: もしパソコンで隠しファイルが表示されない場合に、次の手順に従って隠しファイルを表示してください。

スタートボタン>「コントロール パネル」>「フォルダー オプション」の順でクリック > 上部の「表示」をクリック > 「隠しファイル、隠しフォルダ-。および隠しドライブを表示する」を有効になる > 「OK」をクリックします。

隠しファイルを表示

隠しファイルを表示

Step 3:移動が完了したら、元のCドライブのフォルダーを削除してください。

Step 4:画面左下のスタートボタンをクリック > 「プログラムとファイルの検索」の検索窓部分に「cmd」と入力 > アイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択 > コマンドプロンプトを起動します。

「cmd」を起動します

「cmd」を起動します

Step 5:以下の保存先を自分の状況によって赤い部分を変更して、コピーして入力してください。大文字と小文字もしっかり区別してください。

mklink /d “C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup” “D:\backup-iTunes\backup-iTunes

そして「Enter」キーを押す > 「~のシンボリックリンクが作成されました」と表示されれば無事に終了です。

「system32>」の右側で貼り付けます

「system32>」の右側で貼り付けます

特殊な保存場所はmklink /d “C:\Users\(ユーザ名)\Apple\MobileSync\Backup” “D:\backup-iTunes\backup-iTunes” です。

Step 6:もし移動された結果を確認したいなら、元のCドライブの保存先でフォルダーを右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。

  1. 「リンク先」で、自分が指定した保存先が表示されていますか
  2. 「ファイルの場所を開く」をクリックすると、自分で指定した保存先フォルダが開きますか

上記の2つの部分をチェックして、問題がないなら、成功にiTunesバックアップをCドライブから他の保存先に移動しました。

最後に

以上はiTunesのバックアップをCドライブから外付けHDDやDドライブなどの場所に変換する方法です。いかがでしたか?もし自動的にiPhoneバックアップ先を変更して、バックアップされたデータをプレビューしながら復元抽出したいなら、そしてここで推薦していたツール-AnyTrans無料体験版をダウンロードして試しましょうか?

そして、もしこの記事が役に立てば、FacebookやTwitterにシェアしてくれると幸いです。

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iOS&Androidデバイスの愛好者として、デバイスの使用をもっと便利にする裏技について色々書いています。

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