今回は、iPhoneのSafariとWindowsやMacなどのGoogle Chromeのブックマークを同期する方法について紹介していきます。
iPhoneのSafariでブックマークしたものを、自宅のパソコンで見ることができたら便利です。パソコンのブラウザには、Google Chromeを利用している方が多いと思います。しかし、SafariとGoogle Chromeのブックマークを同期する方法を知らない方が多いのではないでしょうか。今回は、iCloud・AnyTransを利用して簡単にSafariとChromeを同期できる便利な方法について、詳しくまとめたので見ていきましょう。
Step 1:パソコンにiCloudをインストールする
まずは、こちらのURLからパソコンにiCloudをインストールしてください。ここでは、Windowsを用いて説明を行いますが、Macでもほとんど同様の方法で、同期することができます。インストールが完了したら、自分のiPhoneのApple IDでサインインしましょう。
Step 2:iCloudのブックマークをGoogle Chromeに設定する
パソコンにiCloudをインストールしたら、iCloudを起動しましょう。ブックマークの「オプション」を選択して、使用しているブラウザにチェックを入れます。今回は、Chromeにチェックを入れて、「OK」をクリックしましょう。
Step 3:iCloudの拡張機能をGoogle Chromeに追加する
ブックマークの設定が完了したら、適用を押して、変更を反映させましょう。そうすると、「Chrome用のiCloudブックマーク拡張機能が必要です。」というメッセージが表示されるので、「ダウンロード」を選択します。
ダウンロードが完了したら、「Chromeに追加」をクリックしましょう。確認画面が表示されるので、「拡張機能を追加」を選択すると、Google ChromeにiCloudの拡張機能の追加が完了します。これで、パソコン側の設定は完了です。
Step 4:iPhoneでSafariの同期設定をオンにする
まずは、ホーム画面から「設定」アイコンをタップして、設定アプリを起動します。設定アプリを開いたら、画面最上部の「自分のアカウント名」をタップしましょう。そうすると、「iCloud」の項目が表示されるので、選択して開きます。
iCloudの設定一覧画面が表示されるので、画面を下にスクロールしていきます。少しスクロールすると、「Safari」の項目が表れるので、タップしてオンにしましょう。白色で表示されている時がオフの状態を示しており、緑色で表示されている時がオンの状態を示しています。
Step 4:SafariとChromeの同期完了を確認する
以上で、iPhoneのSafariとパソコンのGoogle Chromeのブックマークの同期は完了なので、SafariとGoogle Chromeのブックマークを確認してみましょう。それぞれのブックマークを確認すると、「よく見るサイト」・「Apple」・「Bing」・「Google」・「Yahoo」の5つの項目が同期されていることが分かります。
もし、同期できていない場合は、iCloudブックマークが正しく作動していないことが考えられます。この場合は、Chromeの拡張機能から削除して、もう一度iCloudブックマークのインストールを行ってください。基本的に、正常に同期ができない時は、再インストールを行うことで解決できます。
AnyTransはiPhone・iPadなどのデバイスにむけのデータ管理ソフトです。このソフトを利用して、iPhoneのSafariとGoogle Chrome間にブックマークを自由に同期できます。そして、次のようなこともできます:
それでは、さっそく、このソフトをダウンロードしてお試しください。
Step 1:AnyTransを起動して、iPhoneをUSBケーブルでパソコンに繋ぐ > 「その他」ボタンをクリックして、カテゴリの管理画面に入ります。
Step 2:「Safari」 > 「ブックマーク」に入ります。
順調にブックマークを同期するには、iCloudでSafariブックマークの同期をオフにしておいてください。
Step 3:Chromeにブックマークを追加する場合はHTMLファイルのみを対応します。Chromeに追加したいブックマークを選択して、右上の「PCへ」ボタンをクリックします。ここで、「.htmlの形式にエクスポート」を選択します。
Step 4:PCでChromeを開いて、右上の「Google Chromeの設定」ボタンをクリックしてください > 「ブックマーク」⇒「ブックマークと設定をインポート…」をクリックします。
Step 5:「HTMLファイルをブックマークに登録」を選択して、「ファイルを選択」をクリックします > iPhoneから取り出したブックマークファイルを選択します。そうすると、iPhoneのSafariのブックマークがPCのChromeに追加されました。
今回は、iPhoneのSafariとWindowsやMacなどのGoogle Chromeのブックマークを同期する方法について紹介してきました。iPhoneで検索したものを、自宅や会社のパソコンから簡単に確認することができるようになるので、非常に便利な機能です。そして、もしたった数分の作業で、ブックマークの同期設定を行うなら、是非ともAnyTransを試してみてください。iCloudには、その他にも様々な便利な機能があるので、調べてみましょう。